放射線科
CT検査(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)
CT装置はX線を使い、身体を輪切りのような状態で撮影する装置です。当院ではCANON社80列マルチスライスCTが2台稼働しています。Deep Leaning(深層学習)を用いて設計した新しい画像再構成技術が搭載され、ノイズ成分と信号成分を識別する処理を用い、より少ない被ばくでよりノイズの少ないきれいな画像を作成することが可能となりました。
実際の検査は、撮影する場所にもよりますが15分程度になります。
撮影時には体を動かさずに、できる範囲で息を止めてもらいます。これは体動や呼吸によって撮影中に動いてしまうと、画像がブレてしまうからです。
最小で1㎜以下の画像を作成することで、下のような3次元の立体画像や、任意の断面を作成し、診療に役立てています。
大腸 CT 検査も行っています
大腸CT検査(CTC:シーティーコロノグラフィ)とは肛門から炭酸ガスを注入し、大腸を膨らませた状態で仰向け、うつ伏せの二回、CT撮影をすることで3D表示できるようになり、大腸内視鏡カメラのように大腸の壁を観察する検査です。 内視鏡での検査に比べ、内視鏡カメラを挿入する際の苦痛がなく、比較的に短時間での検査が可能です。
大腸CTの検査に関するご相談は、健生クリニック内科へ受診し、医師にご相談ください。