放射線科
X線TV装置(X線透視装置)
X線透視装置は間欠的に曝射するX線を用いて、体の中の様子をリアルタイムの動画として見ることができる装置です。胃バリウム検査を代表とする消化器系の検査はもちろんのこと、整形外科での骨折の整復、内視鏡を併用した胆石除去や大腸ポリープ切除などの検査も行うことができます。
当院では新病院移転に伴い、HITACHI製の装置を3台導入しました(1台は胃透視専用装置)。3台稼働させることにより、さらに多くの検査を行えるようになりました。また従来の装置と比べ、FPDがバージョンアップし、ノイズを大幅に低減させることができるため、低線量でも鮮明で解像度の高い透視を行うことができるようになりました。私たち放射線科は、患者さんの被ばく線量を最低限に抑えつつ、より良い検査を行えるようにしております。
胃バリウム検査
胃バリウム検査は「胃透透視検査」や「胃X線検査」とも呼ばれ、主に健康診断で行われています。胃透視検査は胃がんなどの病変を早期に発見できる検査として広く普及しています。発泡剤という胃を膨らませるお薬を飲んだ後に、バリウムの液体を飲んで検査をします。
早期発見・治療が治癒への第一歩ですので、1年に1度は健康診断を受けるようにしましょう。詳しくは健生病院の健診科までお問い合わせください。