放射線科
骨密度
骨密度の検査では骨の丈夫さを測定します。当院では、東洋メディック社製 の Discovery という骨密度測定装置を使用し、2 種の異なるエネルギーの X 線 を照射し、骨と軟部組織の吸収率の差から骨密度を測定する DEXA 法で検査しています。検査中は動かないことが大切ですのでご協力お願いします。
骨密度が低下すると・・・
骨密度が低下すると、骨粗鬆症という骨の中がスカスカな状態になり骨折しやすくなりますので、骨密度を定期的に測定することが重要です。
以下に該当する方は、骨粗鬆症のリスクが高いとされています。
- 65 歳以上の女性、また危険因子(喫煙、飲酒、骨折の家族歴)を有する 65 歳未満の閉経後から閉経周辺期の女性
- 70 歳以上の男性、また危険因子を有する 50 歳以上 70 歳未満の男性
- これまでに転倒などの軽い衝撃により骨折を起こしたことのある方
- 骨粗鬆症をきたす病気(関節リウマチなど)にかかっている方、それを引き起こす薬剤(ステロイド剤など)を投与している方