消化器内科:肝臓外来
肝臓外来のご紹介
肝臓外来では、ウイルス性肝炎・自己免疫性肝炎・脂肪肝・肝硬変・肝がんなどの肝疾患を対象として、肝臓専門医による専門性を高めた医療を提供します。
治療方針
- C型肝炎は、最新治療として飲み薬でウイルス排除可能となっており、対象者には積極的に治療を勧めています。 最短で8週間、長くても12週間の内服治療で完治が期待できます。 B型肝炎に対しては、その方の病状に合わせた治療を行っています。 治療後は、肝がん発生を未然に防ぐよう定期検査を行っています。
- アルコール性肝硬変に対しては、受診毎に飲酒量を確認し、必要であれば減酒薬処方を内科で行っています。 場合により、精神科医との連携を取りながら治療を行っています。
- 肝がんに対しては、最善で標準的な治療を提案しています。 ラジオ波焼灼療法やカテーテルによる肝動脈化学塞栓療法が必要であれば弘前大学医学部附属病院に紹介をしています。 手術や化学療法であれば当院で治療を行っています。治療後のフォローは当外来で行っています。
- 一般内科や開業医より、原因不明の肝障害、自己免疫性肝炎(AIH)や 原発性胆汁性胆管炎(PBC)などの治療困難な症例の紹介を積極的に受け入れています。
- 肝炎医療コーディネーター(計6名)が在籍しており、肝炎患者および肝炎検査陽性者の受診の勧めや、 適切な肝炎医療および支援を受けられるよう活動しています。
肝臓外来(健生クリニック内科専門外来) 2023年 11月 24日 掲載