集中治療科
生命に危険が及んでいる方、あるいは生命に危険が及ぶ可能性のある方に対して、主治医だけでなく、集中治療室(HCU)の専属の医師と看護師、院内すべての専門医と綿密な連絡をとりつつ、病院の総力を結集して治療に当たります。
治療方針
集中治療室(HCU)は内科系、外科系を問わず、一般病棟では管理できない、手術後の患者さんや急性呼吸不全、循環不全、代謝不全などにおちいった重症患者さんが、24時間態勢で集中的に治療を受け、回復をはかる場所です。
また、救急救命室(ER)とも連携し、入院治療の必要とされる患者さんの治療を行っております。
新病院では4床から8床増設しました。HCU専属医が、看護師、理学・作業療法士、言語聴覚士、薬剤師などの多職種とともにチームとしての質の高い集中治療を提供します。
そのほか、専門の治療に関しては、循環器内科、外科の主治医が直接担当します。
対応疾患
心停止、意識障害、呼吸不全、心不全、心筋梗塞、腎不全、肝不全、薬物中毒、重症膵炎、敗血症、腹部外科手術後、ハイリスク術後など
検査・治療
人工呼吸器、非侵襲的人工呼吸器(マスク型、ヘルメット型)、肺内パーカッションベンチレーター、血液浄化器、大動脈バルーンパンピング(IABP)、低体温療法、緊急気管支鏡、各種エコーなど