健生病院・健生クリニック

産婦人科:助産師外来・BFHのご紹介

助産師外来

助産師外来

写真 助産師外来とは、助産師が主体となり行う妊婦健診です。通常の健診に加えて保健指導や妊娠中の栄養について、体重コントロールやお産の心構えなどの個別指導も行っていきます。

母乳育児支援

イラスト 妊娠期における乳房や乳頭のケアに関しては様々な意見がありますが、当院でのケアは、ハイリスクな乳頭(主に、陥没乳頭や扁平、裂状乳頭)であっても、柔軟性などのタイプにもよりますが、妊娠36週までには、乳頭長7~8mmくらいまでに引き出し、母親自身がセルフケアできる状態にし、出産を迎えられることを目標に支援とケアをしています。「産まれた後、ちゃんと吸えるかしら?」と不安なまま出産を迎えるのではなく、「これなら一人でもやれるかも」という自信を持って出産に向かってもらうことが大切だと考えています。

マタニティヨガ

 当院助産師インストラクターの指導の下、妊婦さんが自分自身の心と体を向き合わせ、心身をリラックスさせしなやかな身体作りをすることで安産力を高めることを目的に行っています。また、妊婦さん同士のコミュニケーションの場ともなっており、好評を得ています。
 マタニティーヨガは、医師の許可と同意書が必要になります。詳しくは、助産師外来にてお聞きください。

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ベビーヨガ

 親子のスキンシップを通して、愛情と信頼関係を育てる目的があります。赤ちゃんの心と身体、脳の発育を促し、ママは母性が育つだけではなく、産後のシェイプアップ効果もあります。産後4か月から行うことができて、ベビーヨガの後のママと赤ちゃんとの交流の場にもなっています。

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当院でのお産

立ち会い分娩

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 お産や育児はお母さんと赤ちゃんが主役です。お産の時にご家族がいらっしゃると心強いと思いますし、ご家族そろって命の誕生を祝福していただきたいと考えております。

早期母子接触 (カンガルーケア)

 生れたての赤ちゃんのお母さんの胸の上にのせると、本能のままにおっぱいに 吸い付こうとするなど、赤ちゃんの生きる力を感じることが出来ます。赤ちゃん とお母さん、ご家族の方で、ぜひ、このひと時をお楽しみください。

安全・安心なお産を目指して

 健生病院産婦人科では、ALSO(周産期救急)、J‐CIMELS(母体救急救命)、NCPR(新生児蘇生法)を習得しているスタッフが多数おり、安全安心なお産を提供することに努めています。

NCPR(新生児蘇生法)

 日本周産期・新生児医学会では、出生時の赤ちゃん全員に、安全に対応できるように、新生児蘇生法(NCPR)の普及を2007年から開始しました。健生病院産婦人科でも出産に立ち会う助産師全員と看護師数名が新生児蘇生法を受講して認定を取得しています。生まれてきた赤ちゃんの具合が悪い時は、小児科医師と共に速やかに対応できるようにしています。

アドバンス助産師

 日本助産評価機構により、一定の水準に達していることを認証されている助産師のことをいいます。健生病院では現在6名のアドバンス助産師が誕生しており妊娠中から出産や育児、退院後も母子やそのご家族が安心して子育てができるように支援をしています。

入院中

母子同室

 出産直後から赤ちゃんとお母さんが一緒の母子室を行っています。

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災害発生時の取り組みについて

 災害はいつやって来るかわかりません。特に妊娠中や小さい赤ちゃんを抱えての非難はとても気をつかうものです。今から災害に遭ってしまったときの準備をしておきましょう。

 当科では災害時に備え、以下のような事を行っています。

  1. 産後のママと赤ちゃんが安全に非難できるよう非難用のスリング「レスキューママ」を赤ちゃん用ベッドに準備し、いつでも使えるようにしています。
  2. 「すこやか記録」に避難経路が確認出来るよう病院見取り図や入院中災害に遭ったときの心得などを挟み込んでおり、いつでも見られるようにしています。
  3. 病院全体の避難訓練(年2回)の他に、分娩中や産後の新生児を抱えての非難など産科の特殊性を考慮した災害対策学習会やデモンストレーションを年2回実施し、産科スタッフの災害時の対応力の向上に努めています。
  4. 災害時はライフラインに問題が生じることも多いです。清潔で安全な水や食料の確保もそうですが、授乳中の赤ちゃんには母乳が一番清潔で安全が保証された最良の栄養となります。そのためにも母乳育児ができるよう妊娠中・分娩直後・産後の入院中・退院後を通して切れ目ない母乳育児支援を行っています。

 いずれにせよ、入院中に災害が起こった時はスタッフの指示に従い、落ち着いて行動しましょう。

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レスキューママと防災頭巾

 

お祝い膳

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 当院では「安心・安全な食事の提供をする」をモットーに、できる限り国内産の食材を使用し、化学調味料は使用せず、加工食品は控えて手作りの食事を提供しています。化学調味料は使用せず出汁を取った味噌汁は、薄味に感じるかもしれませんが食材そのものの旨みを感じることがでます。出産後の方には母乳分泌を考慮した「産後食」の提供も行っており、2015年より出産祝い膳も開始しました。デザートのプリンはもちろん手作りです。
 産科外来や病棟で栄養指導も行っていますので、食事のことでお困りの際はぜひご相談下さい。

退院後もサポート

すこやか健診

 退院後のお母さんは、育児や自分の身体のことで不安がいっぱいです。退院してから1か月健診までの間に、お母さんと赤ちゃんが元気に楽しく育児をしていただくための育児サポートを主な目的とする健診です。30分枠の予約制となっています。

 そのほか、母乳育児についてのご相談は、当院でも受け付けています。青森県内で母乳外来および母乳育児について相談を受け付けている施設は、下記サイトを参照して下さい。

 あおもり母乳の会ホームページ > 青森県母乳支援MAP


妊婦健診及び産後健診案内

診療時間
午前 9:00〜 医師外来
助産師外来
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助産師外来
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助産師外来
午後 予約制 産後健診
母乳外来
産後健診
母乳外来
1ヶ月健診 産後健診
母乳外来
マタニティヨガ(第2・4)
産後健診
母乳外来
母親学級(第1・3)

母乳外来は電話でのご予約をお願いいたします。[ TEL. 0172-55-7717 (代) ]

助産師外来の運営内容

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健生病院 産婦人科 2020年 11月 2日